タヒチ産バニラビーンズ専門店 バニラヤ

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2018/02/21 18:18




こんにちは。
バニラヤに関心を持っていただき、ありがとうございます。


我々バニラヤが取り扱っているタヒチ産のバニラビーンスは、通常「エクストラクオリティ」と「プルミエクオリティ」の二つにグレード分けされて市場に流通します。
何を基準にしているかというと、ズバリさやの大きさです。


「エクストラクオリティ」は全長15センチ~21センチ。
特に大きな21センチ以上のタヒチバニラは、全生産量の20%ほどしかない貴重なものです。
「プルミエクオリティ」は扱いやすい11センチ~14センチのバニラビーンズで、エキストラに負けない香りを持っています。 
バニラヤでは、「エクストラクオリティ」「プルミエクオリティ」の両方を扱っていますので、違いを比べてみるのもおすすめです。


では、現地タヒチの方々はバニラをどのように活用しているのでしょうか。

まず何よりも、タヒチの食卓にタヒチバニラは欠かせない存在です。
お菓子作りはもちろん、南国フルーツたっぷりのサラダフルーツや手作りジャム、家庭によっては魚料理のソースにも使われていたり。
使ったあとのさやは、ラム酒に漬け込みカクテルやお菓子作りに用いたり、砂糖壺に入れてバニラシュガーに、コーヒー豆に入れてバニラコーヒーなど、無駄なく大切に使っています。


バニラヤのプリンにもバニララムをアクセントとして使用しています。

タヒチの美容オイル「モノイオイル」も、タヒチバニラを漬け込んだものが売られています。
時には町の露店でタヒチバニラとココナッツの繊維でつくられた、繊細なネックレスや指輪などの手作りアクセサリーを目にすることもあります。
香水変わりに、身体と髪にふわりとバニラの香りをまとうタヒチの女性も多くいます。
貴重なタヒチバニラは、誕生日やクリスマスプレゼントにも定番の品。
クリスマス前には、プレゼント用にタヒチバニラを求める現地の人の姿をよく目にするそうです。


マルシェで販売されるバニラビーンズです。
このようにタヒチバニラは現地のマルシェやスーパーで手に入れることができ、観光客のお土産品としても人気です。


タヒチの熟成職人に支えられた最高品質のバニラビーンズの品質基準と、
現地タヒチの方々のバニラの使用方法について、お話させていただきました。

日本のバニラビーンス市場に広く浸透しているブルボン種とは異なる香りを持つタヒチバニラ。
ぜひいつもとちょっと違う使い方も検討していただければ、より楽しんでいただけると思います。